2001-01-29
BASS
ブラックバス再放流問題
公認案に漁協や環境省反発
在来魚を駆逐する勢いで増えているブラックバスやブルーギルなどの外来魚を、一部の湖で公認しようという水産庁の提案が波紋を広げている。提案は「バス釣りは、すでに国民的なレジャーの一つ」として、地域を限定して漁業権を認め、これ以外では法律で放流を厳しく規制する一種の“封じ込め論”。

これに対し、全国内水面漁業協同組合連合会は、「一部でも国が公認すれば密放流を助長する」として猛反発。環境省も「地域に固有の生態系が失われる」として反対し、当初予定していた通常国会への法案提出は見送られた。しかし、釣り愛好家の団体などは、公認バス釣り場の増設を求める百万人を超える署名を集め、引き続き運動を展開する構え。
2001-01-26
AQUARIUM
海響館オープン準備
魚類の本格搬入が始まりました
4月1日にオープンする下関市あるかぽーとの新水族館「海響館」で魚類の本格的な搬入が始まり、近海で捕れたメバルやマアジ、サバ、イワシなど16種類約2000匹が、同館の目玉の一つ「関門海峡潮流水槽」に入れられた。

同水槽は関門海峡の潮流や波、渦潮などを再現した同水族館最大の水槽で、水量は約900ton。日本海と関門海峡、瀬戸内海の3コーナーに仕切られている。見学者は水槽内に設けられた「海中トンネル」を通りながら魚を観察できる。
2001-01-25
FISH
カラフルなスケソウ捕獲
室蘭でニシキゴイのようにカラフルなスケソウ捕獲
室蘭の地球岬沖でニシキゴイのようにカラフルなスケソウが捕獲された。オレンジ色や黄色などが交じり、「体全体が緑や黄色っぽい個体の報告はあったが、これほど複雑な色の例は初めて」(道立函館水試室蘭支場)という。

体長40cm強で、体の半分は通常の褐色だが、顔はオレンジ。背中から背びれにかけて黄色く、尾びれは黒、黄、赤が交じっている。

同支場は「体の一部で黒い色素が欠如した白化個体とみられる。遺伝的にすべての黒い色素がなくなったアルビノとは違う」と話し、白化の原因は不明という。このスケソウは、市立室蘭水族館に贈られた。
2001-01-23
ENVIRONMENT
「北海道の淡水魚を守る」
千歳で道内の環境を考えるシンポジウム開催
外来種の増加で在来種が駆逐され、生態系が変化している道内の湖沼や河川の環境を考えるシンポジウム「北海道の淡水魚を守る」が、千歳市民文化センターで開かれ、参加者は地域による生態系保全の必要性を訴えた。

道東海大環境研究所と千歳サケのふるさと館の主催。道東海大の帰山雅秀教授がコーディネーターとなり、4人の研究者が、集まった250人を前に千歳川支流で在来種のアメマスがブラウントラウトに駆逐されている現状などを含めた研究成果を報告した。
2001-01-20
FISHING
ハンディ魚探
松下精工がデジタル魚群探知機を発売
松下精工は、本多電子と共同で、ワンボタンスイッチで操作ができ、初心者にも使いやすく、持ち運びに便利なコンパクト・ハンディタイプのデジタル魚群探知機「ハンディ魚探」を開発、3月1日より発売する。

ハンディ魚探は、フロートを本体からはずしてセンサーを伸ばし、水面に浮かべて使用。操作がワンボタンスイッチででき、魚棚・底の水深を数値でわかりやすく表示可能で、初心者にも扱いやすく、初めての釣り場でも使いやすい。また、コンパクト・ハンディタイプで、手軽に持ち運びができるとともに、価格も手頃で、手軽な釣り用品を求める方におすすめ。
2001-01-15
AQUARIUM
シマウミヘビ
えとの巳年にちなんで名古屋港水族館に登場
名古屋港水族館では、えとの巳年にちなんでシマウミヘビを月末まで展示している。

白黒のしま模様は猛毒を持つ、は虫類のウミヘビにそっくりだが、実は魚類。エラで呼吸し、毒はない。体の模様は、同じさんご礁のある海にすむ毒蛇に似ることで身を守る擬態の一種らしい。
http://www.port-authority.minato.nagoya.jp/garden/aq-index.htm
2001-01-10
FISH
「弁慶」が総合優勝
全日本愛鱗会の品評会で村上が連覇を達成
京都府綾部市のニシキゴイ飼育販売業、村上二三夫さんが育てた紅白のコイ「弁慶」がこのほど、全国の愛好家でつくる「全日本愛鱗会」の品評会で総合優勝に輝いた。

「弁慶」は、4年前に広島県の生産者から購入して育てたメスのニシキゴイで、体長91cm、胴回りは70cmもある。その堂々たる体躯をはじめ、鮮やかな紅白の模様や体をしならせて優雅に泳ぐ姿などが評価され、品評会に出品された約3000匹の中で最優秀魚に選ばれた。
2001-01-04
FISH
マンボウと泳ぐ
「ノアすさみ」が今月下旬から無料サービスを開始
和歌山県すさみ町のダイビングサービス会社「ノアすさみ」が今月下旬から、いけすでマンボウと泳ぐ無料サービスを始める。

同町沖に設けた漁網製いけすに船(料金1000円)で渡り、海中に飛び込めば、体長80〜90cmのマンボウ5匹が出迎える。いずれも三重県・尾鷲沖で捕獲された。
2000-12-28
AQUARIUM
知ってるカニ?
魚っ知館で珍しいカニを展示した冬季特別展
丹後魚っ知館で、丹後の冬のシンボルの松葉ガニや珍しいカニを展示した冬季特別展「知ってるカニ?」が開かれ、冬休み中の親子連れらの人気を呼んでいる。

会場には、松葉ガニの脱皮と成長を約10段階で示した標本ほか、甲らの大きさが世界最大とされる「オーストラリアオオガニ」のはく製、青白い色をした甲らに赤いはん点がついている「アカモンガニ」など珍しいカニが展示されている。
2000-12-27
AQUARIUM
ジャンボ伊勢エビ
志摩マリンランドに体長36cmの伊勢エビが入館
志摩マリンランドに、体長(目の付け根から尾まで)36cm、体重2.03kgのジャンボ伊勢エビが入館し、27日から公開される。250gの普通サイズと比べると、実に8倍の重さ。

25日に同県南勢町の市場に水揚げされ、仲買業者が購入したが、あまりに大きいので、志摩マリンランドに連絡した。同水族館に持ち込まれた伊勢エビとしては、2年前の体長36cm、体重1.95kgが最大で、それを上回った。
http://www.isesima.com/M-rand.htm
2000-12-27
FISH
ミツクリザメ
生きた化石ともいわれる深海性のサメ捕獲
愛知県の南知多ビーチランドにこのほど、「生きた化石」ともいわれる深海性のサメ「ミツクリザメ」が持ち込まれた。捕獲されたサメは体長約2.4mの雄で、既に死んでいたため、同園は冷凍して保存した。

ミツクリザメは、相模湾や駿河湾の水深200m以上の深海にすむとされるが、詳しい生態は分かっていない。体長は標準的なもので2.5m前後で、額の部分が角のように前方に飛び出しているのが特徴。
2000-12-27
ENVIRONMENT
魚も化学物質から守ります
環境庁が「環境基準」を設定へ
環境庁は26日、有害物質の水生生物への影響を考慮した「環境基準」を新たに設定するとの検討会の中間報告を発表した。

人間については健康影響を考えた水質環境基準が定められているが、魚に対する基準を定めるのは初めて。人間より低い濃度で魚の健康に影響を及ぼす化学物質も多く、欧米ではこうした環境基準があることから、同庁が検討していた。
2000-12-25
MAKER
マミヤ・オーピーが釣り具事業から撤退
経営資源を光学機器部門及び電子機器部門に集中し事業再編
老舗の釣り具メーカーのマミヤ・オーピーは、釣り具事業から撤退、経営資源を光学機器部門および電子機器部門に集中する。

釣り具事業は同社の中核事業であったものの、90年代前半から営業赤字に陥っており、「事業の再編を目指す」意図から今回撤退を決定、販売子会社を特別清算した。

これにより同社は01年3月期決算見通しとして、連結売上高として229億2500万円(前回予想240億円)、経常利益6300万円(同1億2000万円)、最終損益48億1600万円の赤字(同8億円の赤字)と下方修正した。
http://www.mamiya-op.co.jp/
2000-12-23
BASS
ブラックバス勢力拡大
琵琶湖疏水を通り「京の名園」まで勢力圏
ブラックバスなどの外来魚が、生息地の琵琶湖から約13km離れた国の名勝・枳殻邸など「京の名園」にまで勢力圏を広げ、コイの稚魚などを食い荒らしていることが分った。

琵琶湖と京都の市街地を結ぶ「琵琶湖疏水」を通ってきたとみられるが、「殺生はご法度」の寺院側は、有効な駆除策を取れずに頭を抱えている。
2000-12-23
PRESS
日本産魚類検索
天皇陛下が魚類分類書を共同執筆
天皇陛下が13人の研究者と共同執筆した魚類分類書『日本産魚類検索−全種の同定』第二版(東海大学出版会)が、21日までに発刊された。陛下執筆の図書は1993年の同書初版本以来7年ぶり、3冊目。

B5判、2分冊計1748ページの専門書で、陛下は「ハゼ亜目」の項を3人の研究者とともに担当。今年8月に日本魚類学会の英文機関誌に発表した論文に基づき、トサカハゼ属の3種のハゼの特徴に初版本から変更を加えるなどした。3種のハゼの図は陛下自身が描いた。