2000-11-12
FISH
ドクサバフグに注意
青酸カリの1000倍以上の毒素
日本近海には本来生息していない猛毒のドクサバフグが大分県南部の沿岸で相次いで水揚げされていたことが9日、同県生活環境部の調べで分かった。

卵巣など一部が有害な他のフグと違い、全身に青酸カリの1000倍を超える強い毒素を含み、食べると死ぬこともある。同県は「つり上げたフグを素人調理で安易に食べないで」と呼び掛けている。

ドクサバフグ:体長は成魚で50cm前後。外観は食用のクロサバフグやシロサバフグ、カナフグによく似ている。1959年、冷凍の切り身をてんぷらにして食べた北九州市内の男性4人が死亡している。
2000-11-12
TUNA
マグロ漁、日中の対立深まる
台湾の遠洋マグロ漁船が船籍を中国に
マグロをめぐり、日中が対立を深めている。台湾の遠洋マグロはえ縄便宜置籍漁船が、中国に船籍を変えるケースが急増し、漁獲量が飛躍的に伸びているため。

「国際的なマグロ漁獲抑制の流れに逆行する」と日本鮪鰹漁業協同組合は10日、水産庁に対策を要望した。同庁は13日からモロッコで開かれる大西洋マグロ類国際保存委員会の年次会合で、中国に漁獲量削減や中国籍化した漁船の除籍などを求める方針。

日本鰹鮪漁業協同組合連合会と台湾の業界は、台湾のマグロ便宜置籍漁船をスクラップするための社団法人「責任あるマグロ漁業推進機構」(仮称)を、12月1日にも設立する予定となっている。
2000-11-09
BUSINESS
シラウオを水揚げ後も生きたまま
上北町活シラウオ研究会が装置を開発しました
全国一の水揚げ量を誇る上北町の小川原湖のシラウオを町おこしに生かそうと、「上北町活シラウオ研究会」はこのほど、水揚げ後もシラウオを10日ほど生きたままにできる装置を開発、躍り食いの試食会を開いた。

シロウオの躍り食いは有名だが、シラウオは料理店に運ぶまで生かしておくのが難しく、研究会が3年かけて実現した。メンバーらは「さらに生存率を高めるなど改善して、町内や東京などの料理店で扱ってもらうよう働き掛けたい」と話している。

躍り食いに、通常使われるのはハゼ科のシロウオ。外観は似ているが、シラウオはサケやアユの仲間であるシラウオ科。水中から上げると間もなく死んでしまうため、躍り食いをするのは困難だった。
2000-11-07
FISH
遊泳者襲ったサメを捜索
オーストラリア警察はサメを殺すことを特別許可
オーストラリアの警察当局は、パースの海水浴場で遊泳中の男性を襲った大型のサメを捜索している。

Cottesloeビーチでは、6日の明け方、サメに襲われて死亡した49歳の男性の遺族や友人が集まり、追悼式が行われた。
このビーチはウエスタンオーストラリア州パース沿いにあり、サメが浅瀬に戻って来る可能性があるため、閉鎖されている。男性を襲ったのは、ホホジロザメとみられている。

同州当局によると、サメは保護の対象となっている種に属しているが、今回の事件を受け、このサメを殺すことを特別に認めた。
2000-11-07
FISHING
スーパーインターラインメガドライ
ダイワ精工が内面ドライ加工の磯釣り用ロッドを発売
ダイワ精工は超撥水内面ドライ加工を採用し、ライン放出がよりスムーズになった、磯釣り用ロッド「スーパーインターラインメガドライ」を11月1日に発売した。

NTTアドバンステクノロジーと共同開発した超撥水内面ドライ加工により、インターラインロッド(ロッドの内側に糸を通すタイプ)の課題だったロッド内部の水滴によるべたつきを解消した。

価格はスタンダードが65700−74400円、Pタイプが71000−77200円。
http://www.daiwaseiko.co.jp/
2000-11-07
FISH
ホトケドジョウ
愛知青少年公園で絶滅危ぐ種ホトケドジョウを確認
愛知県長久手町の同公園で自然観察活動を続けている町民グループ「湫の会」代表の今村美砂子さんらがこのほど、2005年愛知万博の会場予定地になっている同町熊張、愛知青少年公園内のめだか池付近の小川で絶滅の危機にあるホトケドジョウの生息を確認した。

博覧会協会がこのほど公表した同公園の環境調査結果の中で、ホトケドジョウが園内の複数の池で生息されていることが分かっているが、めだか池付近についての報告はなかった。ホトケドジョウは環境庁のレッドデータブックで絶滅危ぐIB類に指定されている。
2000-11-07
BUSINESS
近江フィッシュファーム
松下電工が滋賀県に海の魚を湖国で養殖する施設
松下電工は、内陸部での海水魚の養殖システム事業を本格化させるため、滋賀県高島郡新旭町に実験場「近江フィッシュファーム」をこのほど開設し、ヒラメ養殖の実証実験を開始した。

養殖システムは、水槽の水を繰り返し浄化して排水を出さない閉鎖循環式で、2年前から近畿大などと共同研究を進めてきた。浄化設備でエサの残りなど汚れを除去、分解し、水温や酸素濃度などを最適に管理するため、高密度での飼育や成長を促進させることも可能という。

実証実験は、新旭町で独自にヒラメ養殖を取り組んできた田中嘉一さんと共同で実施。直径6mの飼育水槽四面を設置し、高級魚のヒラメやオコゼ、トラフグの稚魚を育成している。実験を通じ、魚の種類に応じた飼育方法や水質管理のノウハウをさぐり、設備の効率化を図る。

松下電工は、漁業従事者の減少や海洋環境の悪化などから、内陸部での養殖ビジネスの拡大を見込んでおり、6年後には10億円の設備販売を目指すとしている。
2000-11-02
FISH
金魚日本一大会
弥富金魚漁業協同組合主催の金魚日本一大会
愛知県弥富金魚漁業協同組合主催の金魚日本一大会が29日、十四山村の海南こどもの国で開かれ、金魚日本一大賞に、親魚の部で岐阜県柳津町の杉江拓郎さんのランチュウ、当歳魚の部で弥富町平島新田の伊藤邦明さんのリュウキンがそれぞれ選ばれた。

地元をはじめ、関西や東海地方など全国各地の生産者や愛好家らが約524匹を出品。リュウキンやオランダシシガシラなど25種類が並べられ、組合員や日本観賞魚振興会の会員らが審査に当たった。
2000-10-28
FISH
「庄内淡水魚探訪記」
庄内の淡水魚生態図鑑を出版
淡水魚の民間研究家として知られる山形県鶴岡市の岡部夏雄さんがこのほど、庄内地方の河川に生息する淡水魚の生態を1冊の本にまとめた。「庄内淡水魚探訪記」と題した本では、淡水魚など76種類を写真で紹介するとともに、捕獲場所が併記されている。
2000-10-28
FISH
コイ3千匹寄贈
常磐公園・千鳥ケ池のコイ復活を願い放流
名物だったコイの魚影が消えた北海道旭川市常磐公園・千鳥ケ池の風物詩の復活を願い、造園会社社長大友良一さんがこのほど、ヒゴイ3000匹(約615万円相当)を同公園を管理する市に寄付した。造園技能を競う全道大会で大友さんが優勝した記念に贈ったものだが、市側は「千鳥ケ池でコイの繁殖をもう一度試みよう」と話が盛り上がっており、市は27日、大友さんに感謝状を贈呈した。
2000-10-28
GAME
「釣道」最新作
本格的ルアーフィッシングが楽しめるゲーム
システムソフトは12月15日、Windows用ゲームの「釣道」シリーズ最新作を発売する。

「釣道3〜ルアーフィッシング編〜」は、前作までの共通テーマである“海釣り”から趣向を変え、魚の生態を知り理論と作戦を立てることで釣果があがる“パターンフィッシング”の必然性も備えたフィッシングシミュレーション。

今回から、グラフィックに本格的な3Dグラフィックを採用。キャスティングしてルアーが着水した瞬間、画面が水中視点に切り替わるシステム。ファイトシーンで表示されるルアーのさまざまなアクションや、魚の反応まで細かいところまで徹底的に描かれている。

ほかにも、魚の性質やルアーの特性を解説した図鑑や、アドバイス機能などを搭載。ルアーフィッシングファンはもちろん、初心者でも十分に楽しめる嬉しいゲームになっている。
http://www.systemsoft.co.jp/
2000-10-25
AQUARIUM
愛称は「モンタン」
鴨川シーワールドで飼育中のマンボウの愛称が決定
鴨川シーワールドで飼育中のマンボウの愛称が「モンタン」と決まった。同館友の会の子どもたちが、マンボウの学名「モラモラ」、同館のオリジナルキャラクター「モラン」と似たような親しみやすい名前を、と考えたうえで決めた。性別は今のところ不明という。

モンタンは房総沖で捕獲され、この27日で飼育満3年になる。当時は体長74cm、体重20kgだったが、現在は155cm、200kgまで成長している。
http://www.mitsuikanko.co.jp/kamogawaseaworld/
2000-10-21
PROTECT
シナイモツゴ
「シナイモツゴを守る会」が結成されました
青森市が北限とされる絶滅危ぐ種の淡水魚シナイモツゴを、地域を挙げて保護しようと、同市油川地区にこのほど「シナイモツゴを守る会」が結成された。

住民たちは連日、生息が確認されている地区内の又八沼を輪番で巡回、外敵の魚の放流やごみの不法投棄防止に目を光らせている。初代会長となった桜田秀雄油川連合町会長は「子どもたちのため、地域の誇りとして守り続ける」と張り切っている。
2000-10-20
FISH
奇形コイ
能代産業廃棄物処理センター下流で発見
破産した能代産業廃棄物処理センター(秋田県)付近から流れる農業用水路下流のかんがい用ため池「寒堤」付近で今月初め、左目がつぶれ、口の上が膨らんでおり、左側のひげも短い奇形のマゴイが見つかった。

地元住民に産廃の影響への不安が広がっていることから、県は19日、このマゴイが生息していたとみられる寒堤で、魚類の生息調査と水質調査を11月上旬までに行うことを決めた。同産廃に関連して、県が魚類の調査を行うのは初めて。
2000-10-20
FISH
サメが謎の大量死
米フロリダ州の海岸で100体近くを発見
メキシコ湾に面した米フロリダ州の海岸沖で、先週末に死んだと見られる腐乱したサメの死がいが100体近く発見された。生物学者らは原因について首をかしげている。

85%はブラックチップと呼ばれる小型種で、体長は1〜1.2m。米魚類野生生物局の研究者は、サメの死がいの一部に、鼻の穴やえらからの出血が見られると報告、感染症の可能性が指摘された。

これに対して米海洋水産局の学者は、死がいの調査で出血を確認できなかったと反論。また、この海域では赤潮の発生が報告されていたが、他の海洋生物が死んでおらず、死因とはなりえないという。
この学者は大量死の原因として、浅瀬での酸素不足の可能性を示唆している。